事務官出身、異色の新検事正 盛岡地検・岡田氏「若手の目標に」

2020年9月26日 16時00分 (9月26日 16時00分更新) 会員限定
 検察官を補佐する検察事務官として採用後、内部試験を経て副検事や検事となり、十四日付で盛岡地検検事正に就いた岡田博之氏(61)が二十五日、盛岡市内で記者会見した=写真。「出身は関係なく検事正の重責を果たすことが大事だ」とした上で「若手検察事務官の模範、目標になれれば」と抱負を語った。
 検事は司法試験に合格し司法修習など定められた過程を経て任命されるのが一般的で、検察事務官出身者が検事正を務めるのは異例。
 岡田氏は北海道旭川市の出身。高校卒業後、旭川地検の検察事務官に採用され、視野を広げようと旭川大経済学部の夜間部に通った。一九九三年に副検事、二〇〇一年に検事となり、東京地検刑事部副部長や名古屋地検公安部長などを経て、昨年十一月から神戸地検姫路支部長を務めた。
 東日本大震災の被災地である岩手県への赴任について岡田氏は「被災された方の弱みにつけ込んだ犯罪に厳正に対処しなければならない」と強調した。

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