『半沢直樹』大和田暁は四谷怪談に重なる!?“お岩”演じる河原崎國太郎「伊右衛門は出世欲の塊。最低最悪」

2020年9月26日 12時06分

このエントリーをはてなブックマークに追加
前進座の歌舞伎公演「東海道四谷怪談」でお岩を演じる河原崎國太郎(左)とお袖役の忠村臣弥

前進座の歌舞伎公演「東海道四谷怪談」でお岩を演じる河原崎國太郎(左)とお袖役の忠村臣弥

  • 前進座の歌舞伎公演「東海道四谷怪談」でお岩を演じる河原崎國太郎(左)とお袖役の忠村臣弥

劇団「前進座」 歌舞伎公演「東海道四谷怪談」名古屋公演

 劇団「前進座」の歌舞伎公演「東海道四谷怪談」が全国を巡演している。主人公・お岩を演じるのは河原崎國太郎(58)。夫に毒を盛られ、顔が醜くなるお岩が、髪をすいて恨みを募らせる怪談だが、河原崎は夫の伊右衛門について、高視聴率で注目を浴びるドラマ「半沢直樹」に登場する大和田暁に重ねた。
 「伊右衛門はね、出世欲の塊。大和田さんです。伊右衛門は公金横領し、ばれたら、お岩の父を殺し、最低最悪ですよね」。同作の巡演は2016年の東京・国立劇場以来で、河原崎は4役の早替え、戸板返しに挑戦。「チームワークはうちの得意分野」と前進座スタッフに全幅の信頼を寄せる。
 「お岩は、幽霊になってようやく、文句を言うことができた。伊右衛門らに裏切られ、毒薬を飲まされた悲しみや悔しさを、髪すきで表現したい」と意気込む。
 「―四谷怪談」は欲を求めすぎると伊右衛門のような憂き目に遭うとの教えも込められている。それがテレビドラマとの違い。悪を貫く伊右衛門と、改心しそうな流れの大和田。2人の男の分岐点はどこにあるのか。演劇を見ながら考えるのもいいかも。
 「―四谷怪談」の名古屋公演は、10月11、12日、日本特殊陶業市民会館で。河原崎のほか、お岩の妹、お袖役に忠村臣弥(33)らが出演する。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ