県民宿泊再び割引 「奥越冬割」も導入

2020年9月26日 05時00分 (9月26日 12時30分更新)

11月から、GoToと併用


 県は二十五日、今夏に実施して大反響があった県民の県内宿泊代金を割り引くキャンペーンを、十一月一日〜来年一月三十一日に再び行うと発表した。国の観光支援事業「Go To トラベル」との併用により半額相当が割り引かれる。新型コロナウイルスの影響に苦しむ県内の観光業者らの支援が目的。十月十六日から予約を受け付ける。
 「Go To」では宿泊代金の35%が支援される。県ではこれに15%の割引を独自に上乗せする。一人当たり一泊二万円なら「Go to」で七千円、県独自分で三千円が割り引かれ、自己負担は一万円となる。
 さらに嶺北、嶺南をまたいでの宿泊は「嶺北嶺南交流」として千円を追加で割り引く。今夏の県の宿泊割引キャンペーンでは奥越地方への宿泊者が少なかったため、嶺北在住者が勝山、大野両市に泊まった場合に千円を追加で割引する「奥越冬割」も導入。二つの追加割引の併用は不可。
 利用できるのは県民のみ。「Go To」に事業者登録している県内のホテルや旅館、民宿など三百六十施設が割引対象になる。申し込みは「Go To」に登録している八十五の旅行社で対応する。県民は、割引後の代金を支払って予約する。予算額は三億円。
 今回のキャンペーンは「ふくいdeお得キャンペーン」と銘打った。県は秋に北陸三県の人たちを対象に新たな宿泊割引を展開しようとしていたが、新型コロナの状況を考慮して、県民だけを対象にすることにした。県交流文化部の獅子原朋広副部長は「宿泊業者も『コロナの感染が心配』と感じていて、県民の宿泊ならより安心したおもてなしができる。家族や友人とカニ、フグのシーズンを楽しんでもらいたい」と話している。
 また国が「Go To」の利用者に十月一日から「地域共通クーポン」を配ることに合わせ、県は県内への旅行者が県産土産物セットをお得に購入できるようにする。
 国が配るクーポンは旅行代金の15%相当で、土産物店や飲食店、観光施設、交通機関で使える。県は個人、グループ旅行を問わず計三千円分のクーポンがあれば、五千円相当の「ふくいの土産品福袋」と交換できるようにする。宿泊施設などで申し込める。期間は十月一日〜来年一月三十一日。 (尾嶋隆宏)

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