小松ツアー リモートも現地も 歌舞伎、食や温泉…

2020年9月26日 05時00分 (9月26日 10時54分更新)

市の企画 観光庁が採択


 小松市は、歌舞伎や食、温泉、パワースポットなど小松らしい観光資源を生かし、自宅に居ながら小松の観光や文化をリモートで体験するツアーを行い、そのアンケートをもとに現地ツアーを企画する。新型コロナウイルス感染収束後の観光推進を見据え、将来はインバウンド(訪日外国人旅行)につなげたい考え。
 和田慎司市長が二十五日、市議会全員協議会で明らかにした。観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に採択された。新しい生活様式に沿った観光資源の開発を目的に、来年三月七日までに開くイベントやプロモーション費を二千万円まで国が全額助成する。感染防止策や効果を検証するアンケートや専門家の派遣費も助成対象になる。
 市は十八日、観光庁から採択の連絡を受けた。市によると、全国から約二千件の応募があり、小松市を含む約三百件が採択された。
 市は、「ぷち贅沢(ぜいたく)なこまつ旅 魅力再発見」と銘打ち、石文化や北前船などの日本遺産、九谷焼などの伝統産業や子供歌舞伎を体験できるリモートツアーを計画する。民間旅行業者らの協力を得て、ツアー参加者の感想を参考にして現地モニターツアーを開く。
 市は十月中に臨時の補正予算を計上する考え。和田市長は「地域の持続性を考えることが大切。アフターコロナに大きく成長していきたい」と意欲をにじませた。(長屋文太)

関連キーワード

PR情報

石川の最新ニュース

記事一覧