多文化共生 指針策定へ 白山市が外国人の増加受け

2020年9月26日 05時00分 (9月26日 10時53分更新)
 白山市内の外国人住民が安心して生活できるよう、市は十月一日、子育てや災害情報の多言語化などを盛り込んだ「多文化共生のまちづくり推進指針」を策定する。
 指針では、「外国人住民が安全・安心に暮らす環境づくり」など四つの目標を定めた。
 運用期間は二〇二五年度までの六カ年。入園手続きなど生活情報の多言語化、外国人向けのごみ出しルールや防災情報の発信、意見を聞く場を設けることなどに取り組む。
 市内の外国人住民数は今年四月時点で千六百三十六人で、九年前と比べ二倍以上増えている。約七割がベトナムと中国籍。在留資格は工場などで働く技能実習生が七割近くを占める。
 外国人が多い石川地区などでは定期的な交流会が開かれているものの、市が今春、三百八十八の全町会に実施したアンケート(回答率95%)では、約四割が「外国人と全く交流がない」と回答。七月に外国人が参加したワークショップでは、「外国人に対する壁を感じる」「災害時にどうすべきかわからない」という不安の声が上がっていた。
 十月三日には、一般財団法人「ダイバーシティ研究所」の田村太郎代表理事を講師に迎えた記念講演会を市民交流センターで開く。申し込みが必要。(問)市国際交流室076(274)9520(都沙羅)

関連キーワード

PR情報

石川の最新ニュース

記事一覧