九州豪雨救助活動 小松救難隊が報告

2020年9月26日 05時00分 (9月26日 10時52分更新)
九州豪雨での救助活動について報告する大田垣繁3等空佐(左)ら=航空自衛隊小松基地で

九州豪雨での救助活動について報告する大田垣繁3等空佐(左)ら=航空自衛隊小松基地で

  • 九州豪雨での救助活動について報告する大田垣繁3等空佐(左)ら=航空自衛隊小松基地で
  • 救助者(中央下)をつり上げて助け出す隊員たち=熊本県の球磨川周辺で(小松基地提供)
 航空自衛隊小松基地は二十四日、七月の九州豪雨での小松救難隊による救助活動を報道陣に公表した。
 小松救難隊は同月四〜十五日、救難員、操縦士、機上整備員、整備員の計八人と救難ヘリコプター一機を福岡県の空自芦屋基地に派遣。隊員は芦屋、松島(宮城県)の両救難隊と救難教育隊(愛知県小牧市)とともに熊本県の球磨川沿いで、道路が寸断され、孤立した一時避難所にいた住民を安全な球磨村総合運動公園に移送した。山あいの住民らの捜索もした。
 四日は球磨川氾濫の直後で、男性機上整備員は「土石流で川の流れが速く、早く助けないといけないと思った」と話した。救難ヘリで同日だけで約四十人助けた。救助者を抱きかかえて救出した男性救難員は「恐怖や不安で震えている人もいた。大丈夫ですよと声を掛け、一緒に上がった」などと振り返った。
 小松基地によると、九州豪雨で空自は小松救難隊を含む航空救難団で同日から二十一日までに百六十四人を救助した。救助指揮に携わった大田垣繁三等空佐(52)は「大規模な災害に備え、今後も訓練していく」と述べた。(坂麻有)

関連キーワード

PR情報

石川の最新ニュース

記事一覧