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「心身健康のため外へ」 モナハン会長の言葉よ届け[武川玲子コラム]

2020年3月18日 02時00分

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松山英樹(AP)

松山英樹(AP)

◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 新型コロナウイルス感染予防の動きは日本より米国の方が大きいかもしれない。一度は「無観客試合」での続行を決めた米PGAツアーは一転、4月2日開幕のテキサス・オープンまでの中止を決めた。
 状況は目まぐるしく変わっている。苦渋の決断を迫られる同ツアーのジェイ・モナハン会長は、前週のプレーヤーズ選手権で何度も会見に立った。一通りの質問に答えてから、最後に「お伝えしたいことがある」と切り出す場面があった。
 「ゴルフ界で仕事をして生きている人がたくさんいる。ゴルフはこの地球上にある素晴らしいスポーツのひとつだ。厳しい状況だが、外に出るチャンスだと思ってコースに出てプレーをしてほしい。そういう行動がゴルフ界を支えることにつながる」
 要約すると、こんな内容だった。州によって異なるが、米国ではプロに限らず学生、ジュニアの大会、そしてプライベートのコンペまでもが軒並み中止に追い込まれている。
 幸いにもゴルフはアウトドアスポーツ。それほど濃厚接触なく楽しむことができる。ここカリフォルニア州では一部のメンバーコースが既にクローズされ、メンバーオンリーと制限するところも。受付で並ぶときは間隔を2メートル空けるなどの対処法を講じるところもある一方で、大半のパブリックコースはオープンされている。
 ロサンゼルスでは16日からレストランが閉まるという非常事態だ。その中でゴルフをする気分になれる人がどれだけいるのか分からない。でも、こういうときだからこそ、心身健康のために外に出よう-。そんなモナハン会長の言葉がゴルファーに届くことを願いたい。 (全米ゴルフ記者協会会員)=毎週水曜日掲載
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