金魚絵札 願いもアート 「美抄」の会場 来場者ら書き込み

2020年9月26日 05時00分 (9月26日 10時24分更新)
壁一面にずらりと並ぶ、来場者の願いが込められた金魚絵札=野々市市太平寺の学びの杜ののいちカレードで

壁一面にずらりと並ぶ、来場者の願いが込められた金魚絵札=野々市市太平寺の学びの杜ののいちカレードで

  • 壁一面にずらりと並ぶ、来場者の願いが込められた金魚絵札=野々市市太平寺の学びの杜ののいちカレードで
  • 新型コロナウイルスの終息を願う絵札=野々市市太平寺の学びの杜ののいちカレードで
 野々市市の「学びの杜(もり)ののいちカレード」で開催中のアート展「金魚美抄(びしょう)−金魚を描くアーティストたち」(北陸中日新聞、石川テレビ放送主催)で、来場者が願い事を書き込んだ「金魚絵札」が飾られている。縁起物の金魚に託された思いが、会場をさらに彩る。 (高橋雪花)
 展示室から次の部屋に移ると、壁一面に絵馬のようなデザインの絵札が飾られている。「コロナが落ち着きますように」「出目金ちゃん 大きな目ん玉分けてください 目の悪いおばば」…。約八百枚に一人一人の願いが込められている。
 絵札は、金魚が古来、富と幸運を招く縁起物として知られていることから企画された。イラストレーター岩本夏樹さんら出展作家が手掛けた全五種類の金魚の絵が添えられている。
 会場には絵札とペンが用意され、来場者は自由に書き込んで、壁に張り巡らされたひもに結束バンドでつるすことができる。絵札は展示終了後、神社に奉納か、おたき上げされる予定。
 来場した金沢市の柴崎瑞希さん(19)は「金魚のようにゆったり心に余裕を持って生きていけますように」との絵札を飾った。「新型コロナウイルスの影響で心が窮屈になっていたが、展示で金魚のゆったりした尾ひれを見ていたら心が落ち着いた」と笑顔を見せた。
 金魚美抄では、十九人の作家による絵画やガラス工芸、切り絵など二百点を展示している。二十七日まで。入場料は大人九百円、中高生七百円、小学生五百円で、未就学児は無料。

関連キーワード

PR情報