全米プロの8月開催に揺るぎない自信…PGAのワーグCEO「他の競技に先がけて再開することが可能」
2020年4月15日 15時22分
【男子ゴルフのメジャー戦、全米プロの主催者であるPGA・オブ・アメリカのセス・ワーグCEOは14日(日本時間15日)、「ゴルフは自粛中の他の競技に先がけて再開することが可能だ」との考えを示した。当初予定の5月から8月6~9日に延期された今年の大会は、無観客でも開催したいという。現地ラジオ番組でインタビューに答えた。
ワーグCEOは「ゴルフは広い自然の中で、他者との距離をとってプレーするもの。他のスポーツより先に再開できる」と自信。今年の全米プロについて「8月開催にはとてもいい感触を持っている。現時点での計画では、通常の試合に最も近い形で行いたい」と話した。仮に観客を入れることが難しいと判断された場合でも「テレビ放映できれば、それは大きな価値がある」とし、開催地の変更にも含みを持たせた。
今年の大会はカリフォルニア州サンフランシスコのTPCハーディンパークで予定している。同州のニューサム知事は「この夏に観客を入れてのスポーツイベントは難しい」との見解を示している。
関連キーワード
おすすめ情報