<御嶽山噴火6年>(下)施設整備 県危機管理部 渋沢陽一・火山防災幹 

2020年9月26日 05時00分 (9月26日 05時00分更新) 会員限定
御嶽山ビジターセンターの整備について語る渋沢火山防災幹=県庁で

御嶽山ビジターセンターの整備について語る渋沢火山防災幹=県庁で

  • 御嶽山ビジターセンターの整備について語る渋沢火山防災幹=県庁で
 死者五十八人、行方不明者五人を出した二〇一四年九月の御嶽山噴火災害の記憶と記録を伝える中核施設として、県と木曽町、王滝村が整備を進めているのが「御嶽山ビジターセンター」だ。センターを構成する二つの施設のうち、王滝村の県立公園内に設ける施設は県が設置主体となる。二二年度の開設に向けて展示内容などを検討している県危機管理部の渋沢陽一・火山防災幹(53)に構想を聞いた。 (我那覇圭)
 −噴火当時は山頂周辺に避難できる場所がほとんどなく、御嶽山が活火山と知らずに無防備のまま登る人も少なくなかった。
 噴火災害の教訓を踏まえ、山頂周辺の避難シェルター設置を進め、山中でも災害に関する緊急速報を受信できるよう携帯電話が通じにくい地域の解消に努めてきました。火山防災を啓発し、御嶽山の魅力も伝える「御嶽山火山マイスター」の育成にも力を入れていますが、十分でない防災面にはさらに対応していきます。
 −登山者の安全意識の向上にビジターセンターの役割が期待されている。
 阿部守一知事が今月二十四日の会見で「噴火災害の教訓、災害時の記憶を伝えていくことがメインになる施設内容にしたい」と表明しました。地元の木曽町、王...

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