大井川鉄道 35年ぶり新駅「門出」、五和駅は「合格」駅に

2020年9月26日 05時00分 (9月26日 05時03分更新)
「KADODE OOIGAWA」施設内で、新駅の名称を披露する大井川鉄道の職員ら=島田市で

「KADODE OOIGAWA」施設内で、新駅の名称を披露する大井川鉄道の職員ら=島田市で

  • 「KADODE OOIGAWA」施設内で、新駅の名称を披露する大井川鉄道の職員ら=島田市で
  • 35年ぶりの新駅となる門出駅のホーム建設予定地
 大井川鉄道(島田市)は二十五日、新東名高速道路島田金谷インターチェンジ(IC)周辺にJA大井川や島田市などが建設する体験型フードパーク「KADODE(カドデ) OOIGAWA(オオイガワ)」(同市竹下)に隣接する新駅の名前を「門出(かどで)駅」にすることを決めた。施設の十一月十二日の開業に合わせて駅開きする。五和(ごか)駅も同日から「合格(ごうかく)駅」へと名称を変える。 (大橋貴史)
 同鉄道の新駅は一九八五年の日切(ひぎり)駅開設以来、三十五年ぶり。五和−神尾の区間に施設の玄関口になるように設ける。施設名にちなんだ命名で、ホームは一面一線、長さ四十二メートルの無人駅となる。SLは停車せず、通過のみ。
 五和駅は一九二七年に開業。当時の五和村の最寄り駅だった。ボランティア団体が地域おこしの一環で、受験シーズンに駅名をもじり「合格駅」と記したお守りなどを販売しており、活動にあやかって改称する。
 五和駅の手前の日切駅は、日を限って願掛けすれば願いがかなうとされるパワースポットの「日限(ひぎり)地蔵尊」の最寄り駅。「日切」「合格」「門出」と縁起のいい名前が連続するため、新たな観光地としても注目されそうだ。
 熊本県西原村に「門出(もんで)」、愛媛県久万高原町に「ごうかく駅」というバス停があるが、鉄道駅としての同一名称はない。大鉄の鈴木肇社長は「地域の皆さまの意見を聞きながら決めた。縁起のいい鉄道として周知していきたい」と語った。

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