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実は紅葉が美しいオーガスタ 「秋開催のマスターズになればロリー・マキロイが有利」とレジェンドは読む[武川玲子コラム]

2020年4月14日 17時11分

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マスターズ6勝の名手ジャック・ニクラウスは今秋開催予定の大会V候補筆頭にロリー・マキロイの名を挙げた=1986年の優勝シーン(AP)

マスターズ6勝の名手ジャック・ニクラウスは今秋開催予定の大会V候補筆頭にロリー・マキロイの名を挙げた=1986年の優勝シーン(AP)

◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 男子メジャー初戦のマスターズ・トーナメント(米ジョージア州)は、11月12~15日に開催すると日程が正式に発表された。延期が決まってからうわさされていた通りの秋開催。新型コロナウイルスの感染拡大はまだまだ予断は許さないけれど、実現すればオーガスタ・ナショナルGCの紅葉が初めて一般に公開されることになる。
 「中止より開催される方がずっといい」。マスターズ6勝のジャック・ニクラウス(米国)は発表にほっと胸をなで下ろす。そのマスターズの名手が優勝候補の筆頭に挙げたのは、世界ランキング1位(現在は停止中)のロリー・マキロイ(英国)だ。
 理由は2つある。マキロイは例年、秋に調子を上げてくる。昨年も11月3日閉幕のWGC・HSBC選手権(中国)を制覇した。米ツアー最終戦のツアー選手権では2016年(9月)、19年(8月)と2度の年間王者に輝いている。
 コースとの相性もよさそうだ。ツアー選手権の会場、イーストレイクGCはマスターズと同じジョージア州アトランタ郊外にある。マスターズの創始者、ボビー・ジョーンズの育ったコースとしても知られる。
 「秋のオーガスタとコンディションがとても似ている。春よりもコースが軟らかくなるから、飛距離が武器になる」とニクラウス。今季米ツアーで平均飛距離が320ヤード余りで2位につけるマキロイが有利と説く。勝てば四大メジャーを制する生涯グランドスラム達成となるからエキサイティングだ。
 ではタイガー・ウッズ(米国)連覇のチャンスはというと、「腰の調子があまり良くなかったから、11月に延びたのはウッズにとっては光明」と米メディアは見ている。開幕まであと7カ月、無事に開催されますようにと祈るばかりだ。(全米ゴルフ記者協会会員)
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