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ツアー再開日程を発表したPGA「2カ月で状況大きく変わる」専門家の助言も後押し[武川玲子コラム]

2020年4月21日 21時19分

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PGAツアーのジェイ・モナハン会長

PGAツアーのジェイ・モナハン会長

◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」
 コロナ禍で中止が続いている米男子ツアーが再開日程を発表した。「開幕」は6月11日のチャールズシュワブ・チャンレンジ(テキサス州)で、翌週は2年前に小平智が勝利したRBCヘリテージ(サウスカロライナ州)が続く。そして9月上旬に今季が終わると、休みなく翌週には20―21年シーズンが始まり、12月までほぼ毎週、大会スケジュールがびっしりと埋まっている。
 最初の4大会は無観客でスタートするが、実現すれば他のスポーツに先がけての再開になりそうだ。発表後、TVインタビューに応じたPGAツアーのジェイ・モナハン会長はツアー再開で最も重要な条件に「ウイルス検査が全員に実施されること」を挙げた。
 現在、米国内で検査キットはとても不足している。その状況を踏まえ、「医療機関が最優先されるべきだ」との考えを示しつつ、「再開まで2カ月近くあり、状況は大きく変わると専門家からアドバイスを受けている」と話す。
 選手、キャディーに加えて大会関係者らは自宅を出る前に検査を受け、さらに現地に着いてからも、コースかホテルなどで検査を受ける態勢を整えるという。現在は少なくとも25人の選手が米国外に滞在しており「米国で実施されている海外からの入国制限が解除されることも必要だ」と訴えた。
 「本当に実現できるかは分からないが、目標ができたことはうれしい」と、ジャスティン・トーマス(米国)は再開発表後にツイートした。喜びながらも、再び中止になる不安を払拭(ふっしょく)できないでいることがうかがえる。あと2カ月足らず、状況が好転することをただ祈るばかりだ。(全米ゴルフ記者協会会員)
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