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今週末に58%のコースが営業再開へ 当面は乗用カート乗れず、バンカーのレーキなし…

2020年4月29日 15時07分

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アメリカのほとんどのコースで乗用カートは使えない(AP)

アメリカのほとんどのコースで乗用カートは使えない(AP)

◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 いまだに新型コロナウイルス収束の出口が見えない。全米40州では「ステイホーム」と外出自粛を求めている。ただ、そんな状況ながらも、多くの州のゴルフコースが営業再開に動き始めた。
 最も感染が深刻なニューヨーク州は18日から一部でオープンした。それにならうように、カリフォルニア州でも先週から開場するコースが徐々に増えている。ロサンゼルス郡はまだ完全閉鎖が続くが、隣街のベンチュラ郡やオレンジ郡では一部のビーチや公園とともにコースが開放され、多くのゴルファーが殺到した。ミネソタ州、ウィスコンシン州、イリノイ州と追随する。ニューヨークのお隣のニュージャージー州では州知事に嘆願書が出された。
 ナショナルゴルフファンデーション(米国ゴルフ財団)によると、全米で4月13日の週に営業していたコースは48%と半分以下だったのに対し、今週末は58%以上が営業すると見込まれる。
 ルールも少し変わった。ほとんどのコースで乗用カートは使えない。バッグを担ぐか、自分の手引きカートを使用し、歩いてプレーしている。レストラン、プロショップは閉鎖し、バンカーには砂をならすレーキは置かれていない。とにかく物に触らないことが徹底されている。そしてソーシャルディスタンスを維持し、マスク着用を義務づけるところもある。
 とはいえ、ゴルフが100%安全なわけではない。一歩家から外に出れば多くのリスクが待っている。それでもアメリカは今、「経済活動再開」のタイミングを計る中で、ゴルフは感染リスクの最も低いアクティビティの一つと考えられている。わずかに出口につながる希望が見えてきた気がする。
(全米ゴルフ記者協会会員)

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