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カリフォルニア州でゴルフ解禁、コースに出てみてわかった実際の危険度[武川玲子コラム]

2020年5月12日 23時00分

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フランスのゴルフ場で、手押しカートにキャディーバッグを載せてコースを回る女性(AP)

フランスのゴルフ場で、手押しカートにキャディーバッグを載せてコースを回る女性(AP)

◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

 米国の全50州でゴルフコースが営業を再開した。自粛を続ける一部の郡や市はあるが、11日のニューハンプシャー州の開放により、全州解禁となった。ナショナルゴルフファンデーション(米国ゴルフ財団)によると、17日には95%のコースが利用できるようになる。
 カリフォルニア州では4月末から客を受け入れるコースが出始めた。先週末、ここロサンゼルス郡でも自然遊歩道や生花店、書店などとともに、ゴルフコースも解禁された。となれば、賛否両論あるゴルフの「危険度」はどのくらいか。実際に体験するのが一番と、仲間を誘ってコースに出てみた。
 クラブハウスは封鎖され、使えない。駐車場で靴を履き替え、持参した手引きカートにキャディーバッグを積んだ。このコースでは1人乗りの条件付きで1組2台までの乗用カート使用を認めているが、ウオーキングオンリーとしているところも少なくない。
 練習場もパッティンググリーンも閉鎖。バンカーレーキ、目土、ボールを洗う器具も全て撤去されている。売店も閉まっているから、飲み物などは自前で用意した。ピンフラッグも触ることが禁止されている。そのため、カップの中に詰め物が敷き詰められ、ボールを取り出しやすいよう工夫がされていた。
 各組の間隔は12分と通常より長いため、前後の組とも会わずにのんびりと18ホールを回ることができた。オンライン決済なので、コースで働く人も遠めで見るぐらい。この日、2メートル以内に人が近寄ってきたことは一度もなかった。自分の物以外に触れたのはトイレを使った時ぐらいだった。
 ルールを守れば、マーケットで買い物をするよりも「ずっと安全」と実感した。経済活動再開に向けてゆっくりとかじを切る米国。まだ危険はいっぱいあるが、精いっぱい気をつけて外に出る時が来たのかもしれない。
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