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児童の守り神 クマビエさん 若狭町熊川郵便局長 石田さんデザイン  「かわいい」と評判小学校玄関に掲示

2020年9月25日 05時00分 (9月25日 09時57分更新)
三宅校長(右)とイラストの「クマビエさん」を囲む児童たち=若狭町熊川小学校で

三宅校長(右)とイラストの「クマビエさん」を囲む児童たち=若狭町熊川小学校で

  • 三宅校長(右)とイラストの「クマビエさん」を囲む児童たち=若狭町熊川小学校で
  • 石田智也さん
 若狭町熊川郵便局長の傍らイラストやデザインの勉強に励む石田智也さん(47)=同町関=が、新型コロナウイルスの影響で大流行する謎の妖怪「アマビエ」にあやかったイラスト「クマビエさん」を制作した。野生のクマをテーマに自身が描いた熊川宿のキャラクター「クマ川(かわ)さん」を下地に鯖街道の宿場町にちなんだサバのイラストも使った。「かわいい」と評判で、地元の熊川小学校は児童玄関に作品を掲示した。
 石田さんは、ふるさとに帰省した三十代の頃から独学でイラストなどの創作活動に打ち込んでいる。これまでに町のマラソン大会のポスターや町社会福祉協議会のイメージキャラクターも手掛けた。
 魚とも鳥とも言われる「アマビエ」。「クマビエさん」は胸元にゴーグルをぶら下げ、三本の足元のひれは簡易潜水具のフィンをデザインした。知人らに宛てた暑中見舞いのはがきに「クマビエさん」を添えたところ、受け取った熊川小の三宅勝校長(57)が気に入り、はがきを拡大コピー、防水加工して玄関のガラスに三枚貼り付けた。
 コロナ禍で学校行事の自粛が続く中「神頼み。すがるような思いだった」と三宅校長。いまでは登下校する児童の“守り神”として「コロナが終息するまで掲示する」とぞっこんだ。
 石田さんは同校の絵手紙教室の講師を務めており「お世話になっている小学校で、こうして飾ってもらえるのはなんだか誇らしい」と少し照れながら、はにかんでいる。 (池上浩幸)

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