ヤマハ発社長の日高氏ら副会長に 自工会が新体制

2020年9月25日 05時00分 (9月25日 05時01分更新)
 日本自動車工業会(自工会)は二十四日、オンライン会見を開き、ヤマハ発動機の日高祥博社長=写真=と、いすゞ自動車の片山正則社長が十月一日に副会長に就く新体制を発表した。
 豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は「二輪車、大型車の代表会社が副会長に加わることで、電動化など業界の大変革に対し、オールジャパンで結束する」と狙いを説明。日高氏は「日本メーカーは安全、便利、楽しさという価値を世界中に提供してきた。世界標準の策定や二輪ファン拡大をリードする攻めの組織にしたい」と抱負を述べた。
 十二ある委員会も、次世代モビリティ、環境技術・政策など五つの枠組みに変える。豊田氏は「自工会は七十年ほど前に発足し、国家を支える産業に発展したが、組織変革のチャンスを見いだせなかった。未来の幸せをつくる、本当に頼りにされる自動車産業を実現していく」と語った。
 新型コロナウイルスの影響で五月に前年比45%減った国内販売は、七〜八月は二割減まで回復しており、豊田氏は「自動車の回復は部品だけではなく鉄工、電池、運送など幅広い産業の回復にもつながっている」と強調した。菅政権には「『国民のために働く内閣』とおっしゃったことは頼もしく思う」と期待を表明。国内市場のさらなる需要喚起策として、自動車取得時の税負担軽減を要望していく方針も示した。

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