十六銀、持ち株会社化の検討発表 来年10月めど

2020年9月25日 05時00分 (9月25日 05時01分更新) 会員限定
持ち株会社化について話す村瀬幸雄頭取=岐阜市の十六銀行本店で

持ち株会社化について話す村瀬幸雄頭取=岐阜市の十六銀行本店で

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 十六銀行(岐阜市)は二十四日、来年十月をめどに持ち株会社体制に移行する検討を始めたと正式に発表した。同日の取締役会で決議し、村瀬幸雄頭取が本店で会見した。村瀬氏は、人口・企業の減少や長引く超低金利への危機感を率直に語り、持ち株会社化によって事業領域の拡大や行員の意識改革に取り組み、課題を克服する方針を示した。 (中野祐紀、稲田雅文)
 村瀬氏は、持ち株会社の下に主力の十六銀、子会社でリース業務の十六リース、東海東京フィナンシャル・ホールディングス(東京)と共同出資で昨年開業した十六TT証券など事業会社を並列でぶら下げる構想を披露。新体制の強みとして「グループ会社間のビジネスリスク遮断効果が高い」と説明し、若手を社長に起用した新事業の会社などを複数、傘下に加える将来像を明らかにした。
 従来の銀行の文化は「ある意味、失敗が許されないところがあり、地域のニーズにそぐわない場合やスピード感に劣る場合があった」と認め、体制変更を行員の意識改革の起爆剤にする考えにも言及。挑戦する新事業に関しては「地域をどうやって元気にするかと検討し、既に複数候補がある」と述べるにとどめ、具体策には言及しなかった。...

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