病院にICTを オンライン面会進む

2020年9月25日 05時00分 (9月25日 05時00分更新) 会員限定
同病院の入り口付近に置かれている面会禁止の案内板=東京都板橋区で

同病院の入り口付近に置かれている面会禁止の案内板=東京都板橋区で

  • 同病院の入り口付近に置かれている面会禁止の案内板=東京都板橋区で
  • 板橋中央総合病院の医師が持つスマホを見て、病床で家族と面会する患者(手前)=東京都板橋区で
  • オンライン面会の利点などを説明する小坂鎮太郎さん
 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、今も多くの病院が院内感染を防ぐため、面会制限を続けている。しかし、会いたいという患者と家族の思いは根強い。そこで、スマートフォンやタブレット端末を使った「オンライン(遠隔)面会」の導入も目立っている。これを機に、医療全般への情報通信技術(ICT)の活用を期待する声もある。その利点と課題は何か。 (中沢佳子)
 「こんにちは」
 窓から朝の光が注ぐ、日曜日の板橋中央総合病院(東京都板橋区)の病室。肺炎で気管切開して入院中の八十代の男性患者に、枕元で医師がスマホの画面を見せると、七十代の妻が呼び掛けてきた。まだ声が十分出ない男性に代わり、医師が「昨日少し声が出るようになったんですよ」などと説明。男性も妻を安心させるように、親指と人さし指でOKサインをつくり、画面に笑いかける。
 同病院は三月から入院患者への面会を制限。現在も原則禁止状態が続く。そこで、面会専用のスマホでテレビ電話機能を使い、「遠隔面会」を試みた。病院が貸し出した端末で会話してもらったり、医師が病状や経過の説明をしたりする。自分で端末を操作できない患者には、医師や看護師が傍らでサポート...

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