三重県eスポーツ連合が発足 国体に合わせ全国大会開催目指す
2020年9月25日 05時00分 (9月25日 05時00分更新)
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ビデオゲームでの対戦をスポーツ競技として捉える「eスポーツ」を普及させようと、県eスポーツ連合が発足した。新型コロナウイルスの影響をにらみつつ活動を本格化させ、来年の三重とこわか国体に合わせた全国大会の開催を目指している。
eスポーツは、エレクトロニックスポーツの略。同連合は今年六月、これまでに県内で大会を催すなどしてきた三団体が共同で設立し、日本eスポーツ連合の全国二十二番目の支部となった。
県連合によると、eスポーツは世界中で大会が開かれ、米国などではプロ選手が活躍。市場規模は一千億円超に上るとの調査もある。ジャカルタ・アジア大会で公開競技となった二〇一八年は「eスポーツ元年」と呼ばれ、国内でも、一九年の茨城国体に合わせて全国大会が開かれた。
一方で、国内ではまだ選手がプロとして生計を立てられる状況にはないという。県連合では、大会の開催を通じて競技のすそ野を広げ、地域経済への波及効果にもつなげたい考えだ。
二十五日には、高田雅之理事長らが県庁を訪れ、eスポーツの可能性などをPRする。翌二十六日に予定されるサッカーゲームの全国大会三重予選は、コロナ禍でオンラインでの開催に。高田理事...
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