グライダー事故から小型ヨット競技へ 三重の寺西さんが障害者大会挑む

2020年9月24日 16時00分 (9月24日 16時00分更新) 会員限定
ロープで帆を操る寺西哲也さん=三重県伊勢市大湊町で

ロープで帆を操る寺西哲也さん=三重県伊勢市大湊町で

  • ロープで帆を操る寺西哲也さん=三重県伊勢市大湊町で
  • 三重とこわか大会への意気込みを話す寺西さん=三重県伊勢市大湊町で
 二〇二一年十月に三重県で開かれる全国障害者スポーツ大会(三重とこわか大会)。初めてオープン競技として実施される「ハンザクラスセーリング」に、グライダー事故で両脚が不自由になった寺西哲也さん(73)=同県松阪市=が出場する。「空から海へ舞台を変えても風を利用し前へ進むのは同じ」。本番での活躍を目指し、新型コロナウイルス禍の中でもトレーニングに励む。 (足達優人、写真も)
 ハンザクラスセーリングは、小型ヨット「ハンザディンギー」(長さ二・三メートル、幅一・二五メートル)を使い、座ったままレバーでかじをとりながら帆をロープで操作し、風を捉える。スピードは時速十キロ程度。障害の有無や年齢に関係なく楽しめる競技だ。同県のNPO法人「セイラビリティ三重」(伊勢市)の強力修会長(69)によると、全国に四十近い競技団体があり、計約百三十人が所属している。
 半世紀近いグライダー歴がある寺西さんは、高校時代にグライダー部で初フライトを経験。卒業後も地元やオーストラリアのクラブチームに所属し、国内外を飛び回ってきた。「上昇気流を捉えた時、どーんと体を持ち上げられる。それが快感」。しかし、六十二歳だった一〇...

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