緊張で体が硬くなる方、ぜひお試しください!

2020年9月24日 13時41分

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 今回はリズム感をつけるドリルを紹介します。ショットを打つ時に大切なのは、体の力を抜いてリラックスして打つことです。緊張などで体が固まってしまうことが多い人には、ぜひ試してほしいドリルです。応用編もありますよ。 (取材・構成 堤誠人)

少しだけティーアップ

 ゴルフは止まっているボールを打ちます。そのボールを生かしていくためには、打つ人間のリズムがとても大切になります。
 実際、緊張してアドレスで体が固まってしまうと、どんどん上体に力が入って体全体が力んでしまいます。そうなると、なかなかしなやかなスイングができにくくなります。このドリルの目的はリズムをつくることと、上体の力を抜いていくことです。
 それでは実践してみましょう。このドリルでは、それほど高くなくてもいいのでティーアップします。まず、ボールよりも少し後ろに立って構えます。そして、クラブを前方へ振り出した後にスイングを戻して反動をつけて、バックスイングからボールを打ちます。トップから振り下ろす時に、左足を少しステップして踏み出すことがポイントです。

上体より足の力を重視

 この時はボールを打とうとするのではなく、上体の力を抜いて、足の力を重視して打ちます。ステップがあるので初めのうちは難しいかもしれませんが、慣れてくると左に始まって、右に体重が乗るとトップに上がって、また左へ体重が移動する時にインパクトからフォロースルーへと流れるというリズムがつかめるようになります。そうすれば、だんだん上体の力が抜けてきて、すごくしなやかなスイングになりやすいと思います。しっかりとリラックスして取り組んでください。
 応用編として、連続打ちもお薦めです。スタンスとは垂直にボールを何個か並べ、最初に説明したステップ打ちと同じように足でリズムをとってから一球一球、打っていきます。

リズムとクラブの重さ

 この時に大事なことは、やはり「打つぞ」と力を込めて打つのではなく、上体の力を抜いて、足のリズムやクラブの重さを自分で分かるように振っていくことです。
 連続して何球も打ち続けるのは難しいと思いますが、慣れてくると徐々に足でリズムが取れるようになってきますし、上体の力も抜けていくようになります。すごくリラックスして打つことができるようになりますので、ぜひ試してみてください。

【しのぶのひとりごと】

小柄でも飛距離増…日本女子は次のステージに進もうとしている?

 前週のデサントレディース東海クラシックでは日本女子プロゴルフ協会が公認するドラコンが行われ、笹生優花選手が270ヤードで優勝しました。飛ばす選手は打球音が違いますし、球の初速が速いのでとても迫力があります。
 最近は女子選手もドライバーの飛距離が伸びてきました。キャリーで230~240ヤードを飛ばす選手も多くなってきているので、コースセッティングも変わってきています。ここ10年間くらいでコース全体の距離が平均で200~300ヤードは伸びています。
 大柄な選手だけではありません。今年、好成績を残している田中瑞希選手や西村優菜選手のように身長150センチくらいと小柄な選手でもシーズン中にトレーニングしていて、体の使い方もうまくて飛距離が出ます。
 今の若い選手はトラックマンを使った練習などでショットの精度が上がっていますし、トレーニングの成果で体幹がしっかりしているので、アプローチやパッティングの高い技術も持ち合わせています。笹生選手らを見ていると、日本の女子選手は次のステージに進もうとしているのかもしれません。

▼諸見里しのぶ(もろみざと・しのぶ) 1986(昭和61)年7月16日生まれ、沖縄県名護市出身。身長160センチ。ダイキン工業所属。おかやま山陽高を卒業後、2005年のプロテストに合格。06年にツアー初優勝し、09年には6勝を挙げ賞金ランキング2位と躍進した。国内メジャー大会3勝を含むツアー通算9勝。昨季限りでツアーの第一線から退いた。

取材協力 GOLF&FITNESS POINT芝浦(東京都港区海岸3の26の1 パーク芝浦7F) (電)03(6435)4521
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)
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