産業用ロボット設計情報複製の疑い 愛知県警が男を逮捕

2020年9月24日 11時02分 (9月24日 13時58分更新) 会員限定
不正競争防止法違反の疑いで逮捕された黒江博之容疑者=24日午前6時35分、愛知県東海市で

不正競争防止法違反の疑いで逮捕された黒江博之容疑者=24日午前6時35分、愛知県東海市で

  • 不正競争防止法違反の疑いで逮捕された黒江博之容疑者=24日午前6時35分、愛知県東海市で
  • 黒江容疑者宅から押収されたパソコンやスマートフォンなど=24日午前、愛知県警刈谷署で
 産業用ロボットシステムの製造販売をする勤務先の企業で製品設計情報を不正に複製したとして、愛知県警は24日、不正競争防止法違反(営業秘密の領得)の疑いで、同社元社員で同県東海市荒尾町の会社員黒江博之容疑者(41)を逮捕した。
 捜査関係者などによると、黒江容疑者が勤務していたのは、同県刈谷市の豊電子工業。県警は、黒江容疑者が営業秘密を転職先の競合会社で使おうとしたとみて調べている。
 逮捕容疑は昨年8月20日ごろ、不正な利益を得る目的で、当時勤務していた同社の営業秘密である産業用ロボットシステムの設計図データなど59件を私用の外付けハードディスク(HD)に複製し、取得したとされる。黒江容疑者は営業部門に所属し、営業秘密にアクセスできる立場だった。県警によると、「データ複製は間違いないが不正な利益を得る目的ではなかった」と容疑を一部否認している。
 黒江容疑者はデータを複製したとされる直後の昨年8月末に退職し、同年9月に競合する県内の生産設備製作会社へ転職。サーバーへのアクセス履歴から黒江容疑者が転職前に営業秘密を複製していたことが判明し、豊電子工業が昨年11月に県警に相談していた。
 県警は昨...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

社会の最新ニュース

記事一覧