バナナジュース 越前海岸名物に 専門店オープン  

2020年9月24日 05時00分 (9月24日 09時32分更新)
越前海岸にオープンしたバナナジュース店をPRする枩田さん(左)とマサ越前さん=福井市蒲生町で

越前海岸にオープンしたバナナジュース店をPRする枩田さん(左)とマサ越前さん=福井市蒲生町で

  • 越前海岸にオープンしたバナナジュース店をPRする枩田さん(左)とマサ越前さん=福井市蒲生町で

 人や海に魅せられ 芸人が移住、店長に

 福井市蒲生(がもう)町の越前海岸沿いで飲食店を営む枩田(まつた)卓也さん(40)が、店の駐車場にバナナジュース専門店「Banana Boy」を新たに開いた。福井の人や海に心引かれて移住した愛知県愛西市出身の吉本興業のお笑い芸人、マサ越前(本名・伊藤政臣)さん(29)が店長を務める。二人は店を通じて「越前海岸を知ってもらうきっかけにしたい」と願う。 (籔下千晶)
 枩田さんは三年前、従業員に賄いで出していたバナナジュースが好評だったことから、開業を計画。バナナは安定した価格で仕入れられる上、ジュースにすればお年寄りも飲みやすいことから、商機を感じたという。試行錯誤して、ジュースの冷たさを保つ方法などを考案した。
 専門店は広さ三畳ほどのコンテナ一つ。黄色の看板が目印だ。枩田さんが「辺ぴな場所の越前海岸でも客が来るか試したい」と考え、出店場所をあえて探さず、自ら営む地魚専門店「まつ田」の駐車場に設けた。
 二人の出会いは今年の夏。枩田さんが店長候補を探していたところ、知り合いの芸人から「福井に移住した後輩を雇ってくれないか」と紹介されたのがマサさんだった。
 もともと地方移住に興味があったマサさん。移住の決め手として、坂井市専属住みます芸人「モグモグパクパク」に案内されて県内を巡った時を振り返り「食事会など地元の人と芸人が密接に関わる様子に心引かれた」と話す。移住後に枩田さんの店の目の前の海に潜った時は「海の美しさに開眼した」と言い、芸名に「越前」と付けるほど、福井を気に入っている。
 マサさんの明るい人柄も奏功して、開店から一カ月足らずにもかかわらず、最近は県外からも客が訪れる。ジュースは砂糖を使わない自然な甘みが特徴。追加のトッピングは福井市殿下(でんが)地区の大豆加工製造「ごーる堂」のきな粉など七種類を用意する。今後は県産品のショウガなども使う予定だ。枩田さんは「ドライブの途中で気軽に立ち寄ってほしい」と話す。マサさんは「福井の人とたくさん交流しながら、越前海岸を盛り上げたい」と意気込んでいる。
 ジュースはレギュラーサイズが四百円、ビッグサイズが六百円。

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