にぎわい創出 夫婦二様 東京から入善移住 そろって開店

2020年9月24日 05時00分 (9月24日 10時30分更新)
町内での起業を笹島春人町長(中)に報告し、グータッチをする勝田純吉さん(右)・小巻さん夫妻=入善町役場で

町内での起業を笹島春人町長(中)に報告し、グータッチをする勝田純吉さん(右)・小巻さん夫妻=入善町役場で

  • 町内での起業を笹島春人町長(中)に報告し、グータッチをする勝田純吉さん(右)・小巻さん夫妻=入善町役場で

◇1階居酒屋 2階美容室


 東京都から入善町に移住した勝田純吉さん(49)、小巻さん(48)夫妻は同町入膳の空き店舗を改装し、夫婦そろって創業する。純吉さんが十月二十四日に一階で居酒屋「縁」、小巻さんが十一月下旬に二階で美容室「ル・リアン(フランス語で『縁』の意)」をそれぞれ開店し、町に新たなにぎわいの場をつくる。(松本芳孝)
 純吉さんは東京生まれ、東京育ち。二十五年ほど都内の飲食店に勤務していた。小巻さんは入善町出身で、高校卒業後は上京し、専門学校を経て都内で美容師として働いていた。
 二〇一九年春、町在住の小巻さんの姉夫婦から入善での起業の誘いがあり、一一年の結婚の際に初めて訪れた入善町に好印象をもっていた純吉さんが移住を決断。夫婦そろって初めて独立することにし、六月に町へ移り住んだ。
 夫妻は二十三日、町役場で笹島春人町長に創業について報告。笹島町長は「町中心部の飲食店が減っている中、ありがたい。コロナ感染拡大が終われば、ぜひ行きたい」と激励した。
 純吉さんは「入善は自然、空気が良く、水も米もおいしい。多くの人の縁の力で開店できる。今後は町民として町に協力したい」と意気込んだ。小巻さんは「東京では水道水を飲むことはできなかった。故郷の水はやっぱりいい」とUターンを喜んだ。
 店舗は鉄骨三階建て。居酒屋「縁」は、軍鶏料理を目玉に町産野菜もふんだんに使ったメニューを展開する予定。「ル・リアン」は、カット後の髪形を事前に鏡に映し出して試すことなどができる「スマートミラーシステム」を県内で初めて導入するという。

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