ヤクルト歳内 復帰2戦目は5失点で3回途中降板 制球力欠き「申し訳ない気持ちです」
2020年9月23日 20時43分
ヤクルト先発・歳内は悔しさをかみ締めながらマウンドを後にした。自身最短タイの2イニング1/3を被安打8、5失点の大乱調。昨季限りで退団した阪神から四国IL・香川を経て新加入したNPB復帰2戦目は、立ち上がりから制球力を欠き、中日打線にKOされた。
「初回からリズムを作ることができず、早い回で降板してしまい申し訳ない気持ちです」。山田哲の2ランで先制した直後の初回に1失点。早々に援護をもらった直後につまずくと、1点リードの2回にも1点を失った。3回には村上の2ランで奪った2点のリードを守れない。先頭からの3連打などで失点を重ねると、立ち直るきっかけをつかめないまま無念の降板となった。
NPB復帰戦となった16日のDeNA戦(神宮)は5イニングを2失点。1点ビハインドでの降板で5年ぶりの白星は逃したが、粘り強い投球でチームの逆転勝利を呼び込んだ。この日は一転。2度のリードを守れず、劣勢の展開を招いた。
中日先発・岡野は「普通に仲良く練習したりしていた」という福島・聖光学院高の1学年後輩だった。その後輩に先輩の意地を見せつけることはできなかった。
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