今季も低迷のエンゼルスを象徴 名遊撃手シモンズが5試合を残して自ら今季終了を選択
2020年9月23日 15時15分
失望のシーズンを象徴する出来事となった。メジャー屈指の遊撃手、エンゼルスのアンドレルトン・シモンズ(31)は22日、5試合を残して自らの今季終了を選択した。理由は明かされていないが、複数の関係者が米スポーツ専門局ESPN(電子版)に語ったところによれば、新型コロナウイルスの感染リスクを回避するためだという。
シモンズは代理人事務所ISEを介し、「現時点では、これが私と家族にとって最良の選択だと思う」と声明を発表した。オフにFA権を得るベテランはゴールドグラブ賞4度、2013年はリーグ最優秀守備選手に相当するプラチナグラブ賞を獲得。今季は30試合で打率2割9分7厘、0本塁打、10打点。
エンゼルスはこの日のパドレス戦に4ー2に勝利。25勝31敗でマリナーズをかわしてア・リーグ9位に浮上した。ポストシーズン(PS)進出への最後の枠、リーグ8位のアストロズ(28勝27敗)に対しては残り4試合で3・5ゲーム差。数字上の可能性はわずかに残っている。
だが、チームは借金12(12勝24敗)だった8月31日、主軸のグッドウィン外野手と球宴捕手カストロを相次いでトレード放出。事実上の“終戦宣言”で6年ぶりのPS進出を諦めた形となり、7日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックはエンゼルスを30球団中24位にランクした上で「今季もまた(現役最強打者)トラウトの全盛期を無駄にしている」と批判していた。
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