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井岡は「高3で鼻血出てやられた」相手…4階級制覇に挑む田中恒成「まず戦いたい。5年くらいはSフライで」

2020年2月20日 17時44分

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年内の4階級制覇へトレーニングに励む田中恒成

年内の4階級制覇へトレーニングに励む田中恒成

  • 年内の4階級制覇へトレーニングに励む田中恒成
  • 判定勝ちで初防衛に成功し、チャンピオンベルトを手にする井岡一翔=2019年12月31日

◇インタビュー(上)

 ボクシングのWBO世界フライ級王座を返上し、年内の世界4階級制覇を目標に掲げる田中恒成(24)=畑中=が、本紙のインタビューに応じた。3回連載の初回は、新たな戦場となるスーパーフライ級をテーマに、WBO同級王者の井岡一翔(30)との対戦や団体統一などへの思いを語った。
 ―今月上旬にスーパーフライ級転向を発表した。迷った末の決断だったというが現在の心境は
 田中恒成「今までないくらい、ワクワクする感じが強い。4団体の王者以外も強敵ぞろいで楽しみですね。自分自身にとっても適正階級。5年くらいはスーパーフライでやるかもしれない」
 ―WBOフライ級スーパー王者に認定され、転向階級での指名挑戦権を得た。井岡選手との激突の期待は高い
 「転向発表会見では、チャンスがある団体でと言ったけど、WBOからの特典(指名挑戦権)もある。どう考えても、最初はWBOのタイトルを狙う可能性が一番高いと思います。日本人対決を望む声も聞こえてくる。本音を言うなら俺自身も、まず井岡選手とやりたい」
―井岡選手はどんな存在か?
 「ボクシングを始めた中学、高校生の頃に見ていた。すごい尊敬しているというか、好きな選手。一度だけ手合わせしたのは、高3のインターハイ前。4ラウンドのスパーリングで、鼻血が出てかなりやられました。『もう1ラウンド』となったときの有無を言わせない緊張感が、印象的で濃い時間だった。井岡選手も30歳。ボクシング人生、最後の勝負をかけてる印象。このチャンスを逃したら次があるか分からない。そろそろ『井岡選手とやりたい』とはっきり言って、書いてもらってもいいのかなと」
 ―過去3階級では実現しなかった団体統一も視野に入る?
 「機は熟したというか、統一王者になるのが一番難しい階級だと思うので、一番やりがいがある。井岡選手以外でも、エストラーダ(WBC王者、メキシコ)は、パウンド・フォー・パウンド(ボクシング専門誌が全階級を通じた最強王者を選ぶランキング)に入るくらい安定感抜群。どちらにしろ、すべてのベルトを狙いに行こうと思う」
 ―先ほど「5年くらい」という言葉があった。4階級目で全盛期を過ごす覚悟か
 「決め付けたくない部分もあるけど、ひとつ間違いなく言えるのは今がピークじゃない。階級の壁を感じるとは到底、思えない。自分の言葉で表現するなら『この階級で勝負する』。3階級制覇はしたけど、自分はまだまだ世界のトップ選手に割って入ろうとしている若手。スーパーフライ級で、全員一気に追い抜きたい」

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