<スポットライト>松糸道路、Aルート帯案で決着

2020年9月23日 05時00分 (9月23日 05時00分更新) 会員限定
松糸道路が建設される三川合流部付近。左奥は長野道=安曇野市で、本社ヘリ「あさづる」から

松糸道路が建設される三川合流部付近。左奥は長野道=安曇野市で、本社ヘリ「あさづる」から

  • 松糸道路が建設される三川合流部付近。左奥は長野道=安曇野市で、本社ヘリ「あさづる」から
 中信地区と新潟県糸魚川市を結ぶ地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路(松糸道路)」の整備で、長野県側の起点をめぐる二十五年以上に及んだ議論は八月、長野自動車道にインターチェンジ(IC)を新設し、犀川など三川の合流部を通るAルート帯案で決着した。県は事業化・開通に向けての準備を加速させる。(大塚涼矢)
 松糸道路は全長百キロでうち八十キロが県内分。約四割を新設し、残り六割を国道148号などを改良して整備する計画。おおむね時速六十キロで走行できるようにする。開通すれば、長野道と北陸道の連結により物流の迅速化、交流の促進、両地域の活性化が見込まれる。
 計画は一九九四(平成六)年度に旧波田町(松本市)−糸魚川市間が国の候補路線に指定されて議論が始まった。国の構造基準の見直しを受け、県は二〇〇八年度に長野道豊科IC(当時)北側を起点にすると発表。一一年度にはAルートと犀川、高瀬川、穂高川の三川合流部を避けたBルート帯を示し、Bルートを有力としたが、住民から優良農地の減少や住環境への影響などを懸念する声が上がった。
 地域からの反対の声に、県は「地元と擦り合わせをしながら丁寧に進める必要がある」と判断。...

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