台風19号被災から完全復旧 ながのフルーツセンター

2020年9月23日 05時00分 (9月23日 05時00分更新) 会員限定
リンゴを選別し、選果機に乗せる作業員=長野市大町のながのフルーツセンターで

リンゴを選別し、選果機に乗せる作業員=長野市大町のながのフルーツセンターで

  • リンゴを選別し、選果機に乗せる作業員=長野市大町のながのフルーツセンターで
 昨年十月の台風19号による千曲川の決壊で浸水被害を受けた長野市大町のJAながの選果場「ながのフルーツセンター」が二十二日、復旧作業が終了し、リンゴの出荷作業が始まった。
 台風19号では、選果場の床上約一・三メートルまで浸水し、選果機や冷蔵庫などの設備が被害を受けた。
 施設内にたまった泥を搬出し、故障した選果機などを入れ替えて、今年七月からモモなどの選果作業を順次再開。二十二日からは大型の選果機の稼働を開始し、完全復旧した。最新式の選果機を導入し、一部は自動で箱詰めできるようになった。
 二十二日は、稼働式があり、カウントダウンとともにスイッチが押され、被害が大きかった長沼地区などから持ち込まれたリンゴ「秋映」の選果作業が始まった。復旧に協力したボランティア団体のほか、今年七月に豪雨被害を受けた熊本県の被災地に秋映を贈った。
 JAながのの宮沢清志代表理事組合長は「今年のリンゴの出荷のピークに間に合った。リンゴも順調に成長した」と再開を喜び、「被害を受けた組合員の復旧も道半ば。地域の農業の再生を図りたい」と話した。出荷は十一月に最盛期を迎え、来年一月まで続く。(安永陽祐)

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