香り袋を手作り 交通安全啓発へ 南砺の障害者施設利用者

2020年9月23日 05時00分 (9月23日 09時55分更新)
交通安全運動で配る香り袋を作った利用者たち=南砺市の花椿かがやきで

交通安全運動で配る香り袋を作った利用者たち=南砺市の花椿かがやきで

  • 交通安全運動で配る香り袋を作った利用者たち=南砺市の花椿かがやきで
 秋の交通安全運動で、南砺市八塚、障害者通所施設「花椿かがやき」の利用者が、啓発用の香り袋を手作りし、三十日に市内のショッピングセンターで配る啓発活動に初参加する。新型コロナウイルスのため売り先がなくなった香り袋を活用し、市民に障害者への理解を深めてもらう。
 香り袋は三角すい形の布製で、ラベンダーの香りがし、交通安全おみくじ付き。おみくじには「いい香りでリラックスし、気持ちを穏やかに、譲り合い運転を」との呼び掛けと、「得意な作業を分担して作りました」との説明を付けた。
 知的障害者ら十二人が、六月に市内で摘んだラベンダーを使い、ラベンダーの小袋詰めや布の裁断、ミシン縫いなど、各自が得意な作業を分担して百個を作った。うち数人が南砺署員らとの啓発活動に加わり、買い物客らに自ら手渡す。
 利用者は普段、小物を手作りし、催しなどで販売している。施設職員は「今年はコロナで、一生懸命作っても見てもらう機会がない。安全運動を通じ施設の活動をPRしたい。みんなが生活しやすいよう、障害者の理解が進むといい」と話す。(松村裕子)

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