キラリ 反射材デザイン 福井・丸仁が開発に力

2020年9月22日 05時00分 (9月22日 09時39分更新)
反射材をデザインに取り入れたつなぎやTシャツ、マスクなどの商品=福井市の丸仁で(山田陽撮影)

反射材をデザインに取り入れたつなぎやTシャツ、マスクなどの商品=福井市の丸仁で(山田陽撮影)

  • 反射材をデザインに取り入れたつなぎやTシャツ、マスクなどの商品=福井市の丸仁で(山田陽撮影)

 Tシャツやパーカーなど

 交通事故防止に有効な反射材を広く普及させたいと、転写マークや反射材の製造販売などを手掛ける丸仁(福井市花堂中二)が、反射材を使用したカジュアルなファッションアイテムの開発に力を入れている。反射服装研究家の肩書を持つ雨森研悟専務(38)は、お年寄りや子どもに限らず「誰もが普通に反射材を使える土壌をつくりたい」と意気込んでいる。 (堂下佳鈴)
 丸仁は自社のファッションブランド「LIGHT FORCE(ライト・フォース)」で、反射材を使用したTシャツやパーカなどさまざまなアイテムを展開。お年寄りや子どもが安全のために着けるものといった反射材のイメージを払拭(ふっしょく)するカジュアルなデザインが印象的だ。
 新型コロナウイルスの影響でマスクが不足した時期には、反射素材を使ったマスクを開発するなど時代のニーズに対応してきた。大手企業ともタイアップし、近年ではポケモンのキャラクターをプリントしたTシャツやパーカが子どもや若者を中心に人気を集めている。
 ライト・フォースの商品は、角度によって反射光がオーロラのように紫から緑に変化して見える特許技術を使用。白く光る一般的な反射材に比べてカラフルに仕上げられる。受けた光を同じ角度で光源にはね返す再帰性反射という技術もあり、フラッシュ撮影や車のヘッドライトでプリント部分が浮き出たり柄が変化したりする。光を受けると隠れた柄が現れ、二種類のデザインを楽しむことができるという。
 「ファッションに限らずアートや舞台などいろいろな方面で反射素材の面白さを知ってもらいたい」と常識にとらわれない使い方を研究し続ける雨森さん。ファッション性を重視した活用が「結果的に交通安全につながれば」と期待した。同社の商品はオンラインストアから購入できる。詳細は「ライトフォースストア」で検索。

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