“沈黙の大関”がしゃべった!貴景勝「リモートの要領分かってなくて…」会心の押しで霧馬山を退け2敗をキープ

2020年9月21日 20時31分

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貴景勝(右)が押し出しで霧馬山を下す

貴景勝(右)が押し出しで霧馬山を下す

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 ◇21日 大相撲秋場所9日目(東京・両国国技館)
 “沈黙の大関”が初めてしゃべった。西大関・貴景勝(24)=千賀ノ浦=が初顔で対戦した7月場所で負けていた霧馬山を、会心の押しで退け2敗をキープ。初日から帰り際のリモート取材に応じていなかった大関が突然、モニターにその姿を現した。
 今場所は、7月場所に続いて取材はリモートで行われている。親方衆や協会員が誘導係を務めているが、8日目には幕内後半で全西方力士が取材に応じない事態を迎えていた。
 勝った負けたの世界では、話したくないときもある。ただ、貴景勝が取材を受けていなかった理由は別にあった。
 「なんか、自分も勘違いしていて。リモートの要領がよく分かってなくて。帰り道にこういう感じだと、(この日)分かったんで。ただそれだけです」。10日目からも受けてもらえるのか聞かれると「もちろんです」と応じた。
 先場所から引き続きとはいえ、コロナ禍での開催だけに多少の行き違いは仕方がない。その代わりというわけではないだろうが、今までの分を吐き出すように語り尽くした。
 今場所から黒に替えた締め込みは「大関に上がったときに頂いたまわしなので。心機一転じゃないですけど、新たなスタートとして替えました」。膝のけがについても「しっかりやってきたので、けがの影響はないです。動けてる、動けてないは気にしないで。あしたは来るんで。今、持ってる力の中で精いっぱい力を発揮したい」。けがにもつながる力の出し方については「小さいころから教わってきた相撲の押しはこういうもんだと見直して。もう一回、小学校で初めて教えてもらった押し相撲、基本中の基本を見直すことが大事かと思う」と原点回帰で臨んでいる。
 すでに2敗を喫しているとはいえ横綱不在の中で優勝争いを引っ張っている。「結果を残すことがそういうこと(大関の責任)につながる」。久しぶりに聞く声は、力にあふれていた。

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