早川2連続KOで中日本新人王に 父はドラゴンズOB、同級生のラグビー代表・姫野も激励

2020年9月21日 17時02分

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KO勝ちで中日本新人王に輝いた早川教文

KO勝ちで中日本新人王に輝いた早川教文

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◇21日 プロボクシング中日本新人王決勝(刈谷市あいおいホール)
 プロボクシングの中日本新人王決勝が21日、愛知県刈谷市あいおいホールで行われ、ミドル級の早川教文(26)=中日=が1ラウンド2分57秒、前岡デニスロベルト(西遠)をKOで下して新人王に輝いた。中日ドラゴンズOBの和夫さんを父に持つ早川はこれでデビューから2戦2勝(2KO)。敢闘賞を受賞した。
 強烈なボディーでダメージを与えて、最後は左ストレート。クールに沈めた早川は、レフェリーのテンカウントを聞いても、表情はさほど緩めなかった。「ボディーをめちゃくちゃ練習してきました。相手が嫌がることをやろうと思っていました」
 だが、素顔は心根のやさしい男だ。この日、リングサイドには父と兄が。試合前に顔を見ると涙がこぼれそうになったという。
 「家族に支えられてきたんです。だからジーンと来てしまって」
 現在マッサージの店を営みながら京都の高校で野球を指導する父は体のケアを。アメリカンフットボールの選手でもある兄はトレーニングを。母は減量にも気を配りながら食事を。そして妹は緊張させないよう笑いで、それぞれパワーをくれたという。勝利を見届けた父・和夫さんは「日本シリーズより緊張しました。けがなく終わってよかった。これからは親子げんかできませんね」と笑った。
 デビュー戦が報道されたことでかつてのクラスメートたちの注目も集まったという。春日丘高ラグビー部同級生で日本代表の姫野和樹(トヨタ自動車)からは「勝っておごってくれよ」というメッセージが届いたそうだ。その早川は「あいつよりビッグになるのはまだまだ先なのに…」と笑った。まずは西部日本、西日本代表との試合を勝ち抜き、東軍代表との全日本新人王戦。そしてさらなる高みへ。早川の夢は広がっている。
▼早川教文(はやかわ・のりふみ)1994年4月26日生まれの26歳。
179センチ。東京都葛飾区で生まれ、6歳で名古屋に転居。小学校3年から軟式野球を始め、春日丘高(現中部大春日丘高)へ進んだが右肘を手術したこともあり3年の時はラグビー部に移籍。中部大では野球部に。野球は右投げ右打ちだったがボクシングは「バランスがいいから」と左ファイター。

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