ポガチャル21歳364日で総合V、山岳賞と新人賞も獲得「夢にも思っていなかった」【ツール・ド・フランス】

2020年9月21日 11時46分

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総合優勝したタデイ・ポガチャル(AP)

総合優勝したタデイ・ポガチャル(AP)

  • 総合優勝したタデイ・ポガチャル(AP)
◇20日 ツール・ド・フランス第21ステージ(マントラジョリ~パリ 122キロ)
 大会は、23日間の日程を終えてパリ・シャンゼリゼへ。タデイ・ポガチャル(UAEエミレーツ)がスロベニア選手として初優勝した。大会中盤から同郷のプリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ビスマ)を追いかける展開となったが、最終日前日の個人タイムトライアルで逆転した。ポガチャルは山岳賞と新人賞も獲得。最終21ステージの区間勝利はポイント賞を初受賞したドゥークニンク・クイックステップのサム・ベネット(アイルランド)で2勝目だ。
 昨年プロデビューしたポガチャルは、その年の秋に開催されたブエルタ・ア・エスパーニャで区間3勝。マドリードにゴールした最終日は総合優勝したログリッチとともに総合3位の表彰台に上って一躍脚光を浴びた。それ以外の勝ち星はほとんどない。そんな若手選手がコロナ禍で厳戒態勢となった大会を制した。
 「ツール・ド・フランスに出場するだけで満足だった。ボクがこの大会に勝てるなんて夢にも思っていなかった」と正直な心境が口をつく。
 序盤で7秒遅れの総合3位と絶好の位置にいたが、第7ステージの横風により1分21秒遅れの第2集団でゴール。総合16位に陥落した。しかしピレネーの第9ステージ、アルプスの第15ステージで区間勝利して挽回。最終日前日にログリッチを大逆転した。
 「ログリッチには申し訳ないと思っている。彼はこの大会を通して素晴らしい走りをした。チームも最高の働きをみせていた」と気遣いを見せる。
 「パリにゴールしたらガールフレンドに電話をすることが楽しみだった」という21歳と364日の新王者が誕生した。

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