ラグビー早大 連覇狙う今季は2年生に注目 大東大との「練習試合」11トライ圧勝
2020年9月21日 11時19分
ラグビーの全国大学選手権2連覇を目指す早大は20日、東京都内で、大東大と試合形式(20分×4、ゴールキックなし)の合同練習を行い、11トライを挙げて55ー20で勝った。
早大は、昨季の中心選手だったSH斎藤前主将やCTB中野(ともにサントリー)らが卒業して空いたポジションに、昨季は出番のなかった2年生が躍動した。
開始8分、右WTBで先発した槙(国学院久我山)が右オープンを豪快に走りきって先制トライを挙げたのが号令だった。昨季まで4年間不動のペアだった斎藤と岸岡(クボタ)の後釜、SH小西(桐蔭学園)とSO吉村(東福岡)のHB団は、アグレッシブに攻撃をリードしながら、それぞれ1トライ。WTBで途中出場した今駒(早実)は相手タックルを受けても倒れない腰の強いランニングで3トライを量産した。
早大は13日、流通経大との今季初の練習試合でも21ー5で勝っており、いわば連勝。相良監督は「先週よりもテンポが出てミスも減った。練習したことが出せた」と笑顔を見せ、活躍した2年生組については「去年出られなくて悔しい思いをしていた分、今年への思いが強い。今駒は前が見えて、迷わず仕掛けていくところがいい」と高く評価した。
早大は10月4日、対抗戦今季初戦で青学大(東京・秩父宮)と対戦する。
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