今後も「少年隊の…」と名乗れる錦織と植草…それはジャニーさんが認めた「最強のグループ」だから…

2020年9月21日 04時00分

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ジャニーズ事務所

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◆記者の目
 TOKIOの国分太一が、生前のジャニー喜多川社長に「ジャニーさんが思う最強のグループってどのグループ?」と尋ねると、総帥は「少年隊」と即答し「踊りが完ぺき、歌も歌える、自分たちで演出もできていた」と理由を明かしたという。
 1970年代前半にグループ・サウンズ(GS)のブームが去り、ジャニーズ事務所はしばらくの間、冬の時代を迎えた。78年には「フォーリーブス」も解散。そんな中で救世主となったのが少年隊だった。
 優等生のヒガシとお調子者のニッキ、ムードメーカーのカッちゃん。甘いマスク、全員バック転ができる身体能力の高さ、そして歌唱力と、ジャニーさんが追い求める理想のすべてを彼らは兼ね備えていた。
 08年以降、グループは休眠状態となり、自分たちから「解散します」と言えば、ジャニーさんは尊重したに違いない。しかし、彼らはそうしなかった。
 ジャニーさんにとって少年隊は最高傑作。後輩たちへのお手本であり、苦楽をともにした功労者だけに特別な思い入れがあった。一方、東山が「パフォーマンスには誰にも負けない自信を持って表現してきました」と語ったように、メンバーもグループへの愛着があり、ジャニーさんへの恩義を感じていただけに「少年隊を守りたい」と考えていたはずだ。
 そのジャニーさんが昨年他界し、錦織らは次のステップに向かうことこそが報恩と考えたのだろう。しかし、看板は守った。ジャニーズを離れた後も「少年隊の錦織です」「少年隊の植草です」と誇らしく名乗るだろう。そしていつかまた、3人で集まって思い出話に花を咲かせる日が来ると思う。(江川悠)

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