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「ビビっていては恥ずかしい」巨人・原監督からの愛のムチで燃えた!緊急先発の畠は期待に応え先発で1099日ぶりの白星

2020年9月21日 05時00分

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ヒーローインタビュー後、ファンに手を振る巨人・畠

ヒーローインタビュー後、ファンに手を振る巨人・畠

◇20日 DeNA0―5巨人(横浜スタジアム)
 緊急先発だった巨人・畠世周投手(26)が、原監督の愛のムチに応えた。6イニング2安打無失点で2年ぶりの勝利。先発で1099日ぶりの白星を手に入れた。チームの連敗も3でストップ。優勝マジックは「32」になった。
 「やってやるぞという気持ちしかなかった」。20日に先発する予定だったメルセデスが左肘の違和感で回避が決まり、前日(19日)夕に白羽の矢が立った。本来なら2軍戦に登板していた右腕は150キロ超えの直球を武器に攻めた。1点リードの2回2死一、二塁は柴田に外角低め150キロで見逃し三振。敷田球審から完璧な「卍(まんじ)ポーズ」を引き出した。
 1カ月前に見せた弱気な姿はない。8月22日の広島戦(マツダ)は、2イニング1/3、2安打5四死球で5失点。指揮官には、1回に鈴木誠に死球を与えて動揺したように映った。高い素質を持ちながらも結果が出ない。もどかしく思った原監督は畠にLINE(ライン)でメッセージを送った。
 「プロ野球選手として生きてて奥さんと子供さんを幸せにするのに、そんなんでビビっていては恥ずかしい。少しはビビんな」。「当てようと思って当てたのではないのだから」と原監督。直メッセージに奮起しないわけがない。ファームで汗を流し、己と向き合った。
 「自分の持ち味は真っすぐ。その真っすぐを投げていこうと思いました。(監督から)思い切っていってこいということだったのでその言葉通り。失うものはないくらいの気持ちでいきました」。最高の結果に原監督は「見ての通り良かった。糧にしていますね」と目を細めた。ウイニングボールは「嫁に」と語った畠は「もう本当に暴れそうなぐらい悔しい時もあったけど、支えてくださった。本当に感謝しています」。最高の再出発となった。

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