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国内最大級の有機抹茶工場が完成 川根本町

2020年9月21日 05時00分 (9月21日 05時00分更新)
完成した有機抹茶工場=川根本町青部で

完成した有機抹茶工場=川根本町青部で

  • 完成した有機抹茶工場=川根本町青部で
  • 完成式でテープカットする杉谷道也社長(左から2人目)ら=川根本町青部で
 国内最大級の有機抹茶工場が二十日、川根本町青部に完成した。同町や島田、藤枝の両市の茶農家と輸出実績がある県内大手茶商らが出資する静岡オーガニック抹茶(杉谷道也社長)が建てた。有機抹茶の世界的な産地化を図り、県茶業の発展につなげる。
 工場は、鉄骨一部二階建て、延べ四千四百二十五平方メートル。抹茶原料のてん茶をセラミック球に挟んで粉砕する「ボールミル」と、茶葉をジェット気流で飛ばして粉砕する二つの方式で製造する。
 一日最大千三百キロ製造でき、一般の抹茶工場を含めても全国有数の規模。てん茶の形を整える仕上げラインや殺菌機なども備える。総事業費は約二十三億円で、うち八億円余は国の補助事業を活用した。
 日本茶の輸出額はこの十年で三・五倍伸び、健康志向の高まりを受けて抹茶などの粉末状の茶がけん引する。
 茶商らによると、抹茶は呼び名や健康への良さが世界に広がり、日本国内と同様に各種食品、飲料への利用が進んでいる。
 完成式には、県や地元市町の行政担当者ら百十人が出席した。杉谷社長は「食品安全システムの国際認証を申請中。衛生的で自動化が進んだ最新施設」と話していた。 (松本利幸)

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