ポガチャル、逆転V確実に! 個人タイムトライアルでログリッチとのスロベニア勢対決制す

2020年9月20日 13時05分

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タデイ・ポガチャル(AP)

タデイ・ポガチャル(AP)

  • タデイ・ポガチャル(AP)
◇19日 ツール・ド・フランス第20ステージ(リュール~ラプランシュデベルフィーユ 36.2キロ)
 厳しい上り坂にゴールする大会唯一の個人タイムトライアルが最終日前日に行われ、前日に57秒遅れの総合2位だったタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)がトップタイム。総合1位でスタートしたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)は1分56秒遅れの区間5位。その結果、ポガチャルがログリッチに59秒差をつけて首位に。パリにゴールする最終日で総合成績が大きく変動することはなく、ポガチャルの逆転優勝が確実になった。
 自転車競技としてはこれまで実績のなかったスロベニア勢が総合優勝をかけて激闘した。どちらでも勝てば母国に初めてマイヨジョーヌを持ち帰る。距離36・2キロの個人タイムトライアルは、これまでのチーム戦ではなく個人の実力が試される。どちらがマイヨジョーヌにふさわしい男か。運命はコース終盤の激坂で分かれた。
 スタート直後からタイムトライアルバイクで激走したポガチャルは、上りに入る前に自転車を山岳用の軽量モデルに交換。前日までつけられていたログリッチとのタイム差を挽回し、そして一気に貯金を加えていく。ログリッチのタイムも悪くなかったが、ポガチャルの走りが驚異的だった。
 この日終わってみればポガチャルはマイヨジョーヌのみならず、山岳賞と新人賞の1位に。大会のリーダージャージー4枚のうち3枚を手中にしてしまった。歴代の最年少総合優勝記録は1904年、第2回大会のアンリ・コルネ(フランス)の20歳。第二次世界大戦後は昨年のエガン・ベルナル(コロンビア)の22歳。ポガチャルはパリにゴールする翌日、9月21日に22回目の誕生日を迎える。

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