新嘗祭へ最高の実り 福井のいちほまれ

2020年9月20日 05時00分 (9月20日 11時10分更新)
秋晴れの下、いちほまれを刈り取り出来栄えを確認する内田さん(左から2人目)と刈女ら=19日、福井市大土呂町で(山田陽撮影)

秋晴れの下、いちほまれを刈り取り出来栄えを確認する内田さん(左から2人目)と刈女ら=19日、福井市大土呂町で(山田陽撮影)

  • 秋晴れの下、いちほまれを刈り取り出来栄えを確認する内田さん(左から2人目)と刈女ら=19日、福井市大土呂町で(山田陽撮影)

 毎年十一月二十三日に皇居で営まれる新嘗祭(にいなめさい)に献納するコメの「抜穂式」が十九日、福井市大土呂町であった。奉耕者の内田修次さん(68)や関係者らが黄金色に実った「いちほまれ」の稲穂を刈り取った。
 内田さんの献穀田は一アール。この日は、杉本達治知事をはじめ、県や市、農業関係者ら約八十人が式に出席。白装束姿になった内田さんや杉本知事、刈女を務めた女性らが鎌で丁寧に稲穂を収穫した。
 福井県からの献穀は一八九二(明治二十五)年から実施されていて、本年で百二十五回目を迎える。収穫した稲は脱穀、精米をした後、一升(約一・五キロ)を献納する。
 内田さんは無事にこの日を迎えて「やはりうれしい。肩の荷が下りてほっとした」と喜びをかみしめた。刈女を務めた長澤優奈さん(11)は「緊張していつもより姿勢を正していた。無事に終わって安心した」と話した。 (堂下佳鈴)

関連キーワード

PR情報