<イレブン> 米本・稲垣 ボランチ安定に強み

2020年9月20日 05時00分 (9月20日 10時54分更新) 会員限定
名古屋−神戸 後半、神戸・イニエスタ(右)と競り合う名古屋・米本

名古屋−神戸 後半、神戸・イニエスタ(右)と競り合う名古屋・米本

  • 名古屋−神戸 後半、神戸・イニエスタ(右)と競り合う名古屋・米本
 PKで追いつき、PKで勝ち越した1点を守り切る。名古屋の戦いぶりは堅実そのもの。その中で黒子に徹した2人の狩人がいる。中盤で相手の攻撃の芽を摘み続けた米本と稲垣だ。
 6試合勝利のない神戸だが、前線に豊富なタレントをそろえ、元スペイン代表のイニエスタの調子一つで、攻撃力に火が付きかねない。名古屋は前半15分、裏へのロングパスからあっさり先制を許した。傾きかけた流れを断ち切ったのは、2人のボランチによる激しい守備だった。
 「監督から『強めに行け』という指示があった」という米本がイニエスタに体を寄せ、自由に前を向かせない。一方の稲垣は鋭い読みでパスコースを遮断。息の合った守りでリズムを引き戻すと、42分、セカンドボールを米本が頭ではね返して味方につなげ、同点のPK獲得につなげた。
 この日の走行距離は稲垣が11・586キロ、米本が11・583キロと両軍の1、2位。2人が広い範囲をカバーすることで、前線の選手は出足鋭く相手に圧力をかけられ、DF陣はラインを整える余裕ができる。前節に3失点した守備を修正し、米本は「チャレンジとカバーを何回も続けて、いい守備ができた」と胸を張った。
 入場制限が緩和...

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