竜の連敗止めた! 福谷4勝 大野雄に次ぐ先発の柱へ覚醒 打球直撃で降板も6イニング2/3無失点

2020年9月20日 06時00分

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先発し、7回途中まで無得点に抑えて4勝目を挙げた福谷

先発し、7回途中まで無得点に抑えて4勝目を挙げた福谷

  • 先発し、7回途中まで無得点に抑えて4勝目を挙げた福谷
◇19日 中日4-1阪神(ナゴヤドーム)
 今や立派な先発の柱だ!! 今季から本格的に先発転向した福谷浩司投手(29)が19日、阪神戦(ナゴヤドーム)に先発。7回途中で打球が右太もも内側に直撃するアクシデントで降板を余儀なくされたが、6イニング2/3を投げ無失点で堂々の4勝目を挙げた。チームは連敗を3、対阪神の連敗を5でストップ。ヒゲを蓄えた慶応ボーイが新たな職場で完全に覚醒した。
 逆シングルで捕球を試みたライナーは無情にもグラブを通過し、右太もも内側を直撃した。3点リードの7回2死。「もちろん、行きたかったです」。福谷の希望は続投。ただ、首脳陣の指示で一度はベンチ裏へ下がる。結果として、これが2番手・福に“時間的猶予”を与えた。
 「(ブルペンが)バタバタしないように、結果的に時間を設けられました」。2014年はセットアッパーで15年はクローザー。福谷は緊急登板する中継ぎ陣の苦労は熟知していた。与田監督は「腫れも出てました。無理をさせて他のケガにつながったり、フォームのバランスを悪くしたりすると思ったので」と降板の理由を説明した。内転筋は慶大時代、入団1、2年目に強い張りを訴えた古傷。福谷は「今のところは大丈夫です」と胸をなで下ろした。
 先発挑戦は昨季でも登板1試合だけ。いわば福谷にとって今季が先発転向本格イヤーだ。今季8試合目の先発登板。今やペース配分を意識し、先発投手らしい「頭脳」も手に入れた。2回終了時点で球数は早くも41球。力みを感じて「点を取られてもいいからギアを落としました」と振り返りこう言葉を紡いだ。
 「強いボールを投げる意識が強かったので(打者の)タイミングが合っているように感じました。勇気を持って変えました」。球速を140キロ台後半から中盤へ意図的にギアダウンする投球術を披露。これが功を奏し、3回から4イニングで被安打1、4回から3イニング連続で三者凡退で仕留めた。
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