いじめ・嫌がらせ、10年連続で最多 昨年度の県内労働相談

2020年9月20日 05時00分 (9月20日 05時00分更新) 会員限定
 滋賀労働局は、二〇一九年度に県内四カ所の総合労働相談コーナーに寄せられた相談のうち、労働者と事業主間の紛争の相談件数(民事上に限る)が、前年度比3・7%減の三千二百五十件だったと発表した。このうち、いじめ・嫌がらせの相談は八百五十七件で十年連続で最多だった。全国的に増加する一方、前年度からは15・8%減少した。
 滋賀労働局雇用環境・均等室の担当者は「労働環境に対する意識が高まっている」と説明。前年度から減った理由に関しては、今年六月から企業にパワハラ防止が義務付けられたことへの意識の高まりや、社内窓口を設置する企業が増えたなどと分析。県内に多い製造業の法令順守意識が高いことも指摘した。
 そのほか、解雇に関する相談は二百七十七件で、前年度から19・4%増加。担当者は「人手不足で採用選考が甘く、ミスマッチが多かったのでは」と推測した。二位は自己都合退職で四百件だった。
 本年度は新型コロナウイルスの影響で、解雇や雇い止め、コロナ差別などの相談が増えているという。(問)滋賀労働局総合労働相談コーナー=077(522)6648 (堀尾法道)

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