【石川】北鉄車両で「走る写真展」 「北陸の鉄路」1両に40枚

2020年9月19日 05時00分 (9月19日 10時09分更新)
北陸鉄道浅野川線と石川線の電車内に展示される、西脇恵さんが撮影したかつての北陸鉄道の写真=18日、金沢市の北鉄金沢駅で(泉竜太郎撮影)

北陸鉄道浅野川線と石川線の電車内に展示される、西脇恵さんが撮影したかつての北陸鉄道の写真=18日、金沢市の北鉄金沢駅で(泉竜太郎撮影)

  • 北陸鉄道浅野川線と石川線の電車内に展示される、西脇恵さんが撮影したかつての北陸鉄道の写真=18日、金沢市の北鉄金沢駅で(泉竜太郎撮影)
 一九六〇年代や七〇年代を中心とした北陸鉄道浅野川線、石川線の電車や、鉄道風景の写真を展示した列車の運行が十八日、両線で始まった。車両内に各四十枚のモノクロ写真が並び、さながら「走る写真展」となっている。二十七日まで運行する。
 本紙朝刊で毎週月曜日に連載中の企画をまとめた写真集「よみがえる記憶 北陸の鉄路」の出版にちなんだ企画で、発刊六十年を迎えた本紙の記念事業の一つ。写真は、六十年前から鉄道写真を撮り続ける鉄道友の会北陸支部長の西脇恵(めぐむ)さん(81)=金沢市大桑町=が撮影した。
 浅野川線で写真を展示している車両(モハ8911)内には、七四(昭和四十九)年に廃止になった粟ケ崎海岸駅や、七ツ屋駅から検車区が移転してくる前の内灘駅などの懐かしい一枚も。石川線の車両(モハ7701)には、貨物の取り扱いでにぎわう白菊町駅や、雪の中でスキー客らが電車を待つ加賀一の宮駅などの写真が並ぶ。北陸鉄道鉄道部の河崎浩二部長は「若い方、昔をご存じの方にも、歴史を感じていただける展示だと思う」と話している。
 運行時間は日によって変わる。問い合わせ先は、浅野川線が内灘駅=電076(238)3001、石川線は鶴来駅=電076(272)0109。写真集(税別千八百円)は北鉄金沢駅でも販売している。(篠原麻希)

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