若者 本を借りるきっかけに 石動高×小矢部市民図書館

2020年9月19日 05時00分 (9月19日 10時19分更新)
図書館の新聞を作った新聞部員たち=小矢部市の石動高で

図書館の新聞を作った新聞部員たち=小矢部市の石動高で

  • 図書館の新聞を作った新聞部員たち=小矢部市の石動高で
  • 本の一節をしたためた書の展示=小矢部市民図書館で

学校新聞、書を展示 立ち寄って


 JR石動駅に今春オープンした小矢部市民図書館が地元の石動高校の学校新聞や生徒の書を展示するなど、同校とのコラボ企画を相次いで打ち出している。若者の「本離れ」が懸念される中、生徒が通学に使う最寄り駅の立地を生かし、高校生の図書館利用を促す。 (松村裕子)
 同校新聞部が図書館を取材したのをきっかけに、石高新聞を掲示。図書館が紹介された六月十五日号をはじめ、毎号展示している。図書館を取材した一年の西尾紗弥さん(15)は「自分も図書館に通いたいと思った」と感想を添えた。辻朋伽(ともか)さん(16)は「石動高生のために作ったけど、ほかの人にも伝えられるのはいい」、野沢亜妃(つぐき)さん(15)も「図書館での掲示はうれしい。励みになる」と喜ぶ。
 書は書道部の一、二年生らが本を読んで心に残った一節をしたためた。駅の外からも見えるよう入り口付近のガラス面に張り出した。九月末までの予定で、本の表紙とセットで二十点を展示している。中島みゆきさんの「時代」や宮沢賢治の「雨ニモマケズ」などの一節が紹介されている。
 笹島康代館長は「高校生の感性を見てほしい。石動高生には一番利用してほしいが、ほかの人にも展示を機に来館してほしい」と、相乗効果を期待する。

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