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県内の特養待機4467人 人手不足や個室希望が要因

2020年9月19日 05時00分 (9月19日 05時00分更新)
 高齢者が食事や入浴、排せつなどの介助を二十四時間体制で受けられる特別養護老人ホーム(特養)への入所を巡り、希望しても入れない県内の待機者が今年四月時点で四千四百六十七人いたことが、県のまとめで分かった。 (浅井俊典)
 県内にある四百十四施設を対象に、一年以内の入所を希望する要介護3〜5の待機者を集計した。名古屋市分は同市が独自に実施した調査結果を使ったことから、入所希望時期が未定の待機者も含めた。
 それによると、最も重い要介護5の待機者は九百二十四人。要介護4が千四百十一人、要介護3は二千百三十二人だった。地域別では、名古屋市が千六百三十七人で最も多く、岡崎市の四百人、豊田市の三百三十四人が続いた。
 待機の理由としては、施設の人手不足で受け入れられなかったり、四人以下の大部屋が空いていても個室を希望して待機を選んだりするなどの事例があった。
 二〇二五年に団塊の世代全員が七十五歳以上の後期高齢者となり、県は特養への入所希望者も増加すると予測する。現在の待機者の解消に向け、要介護状態の高齢者らが家庭への復帰を目指してリハビリを受ける老人保健施設や認知症対応型のグループホーム、医療的ケアを...

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