正代1敗守り「好調ですし、このまま最後まで…」と控えめV争い宣言!筋トレ効果5キロ増量でパワーアップ

2020年9月18日 20時35分

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栃ノ心(右)を寄り切りで破った正代

栃ノ心(右)を寄り切りで破った正代

  • 栃ノ心(右)を寄り切りで破った正代

◇18日 大相撲秋場所6日目(東京・両国国技館)


 とにかく速攻が光る。正代が立ち合いで左を深く差して前に出て、栃ノ心得意の左上手をすぐに切り、もろ差しに持ち込んで一気に寄り切り。元大関を問題にせず、1敗を守った。
 「好調ですし、よく体が動いてよく攻められてる。まだ疲れも感じてないので、このまま最後までいけたら」。隙あらばネガティブな言葉を口にした、気弱な姿はもうない。大関候補として控えめながら、V争いを宣言した。
 今場所は前日までの4勝とも、4秒未満で相手を圧倒。終盤戦に向けて疲労をためない理想的な前半戦の相撲っぷりを、地道なパワーアップが演出している。場所前の体重測定では、初場所前と比べてプラス5キロの170キロ。5月の夏場所が中止となり、新型コロナウイルスの感染防止策として、相撲を取れない時期もあった中、取り組んだのが筋力トレーニングだった。
 体重を減らした関取衆も多い中で、中身の詰まった増量を喜ぶように「最近は(趣味の)ゲーム、やってないんです」とニヤリ。今年に入り、13勝の初場所と11勝を挙げた先場所で千秋楽まで賜杯を争った。次こそは…。そんな思いで「今のところ、体重が増えた割に動けている」と最高の仕上げにたどり着いた。
 八角理事長(元横綱北勝海)も「自信がついてるよね。自分の形になったら、さっと出るよね」と心身の充実ぶりを評価。貴景勝を含む6人の1敗力士の中でも「目立ってるのは目立ってるよね」とイチオシに挙げた。
 両大関が2日目から沈黙を貫く一方、正代は「もういいですか?」と質問が出尽くすのを確認するなど、落ち着き払って取材対応。取組は電光石火で、土俵を下りればマイペース。しっかり切り替え、上位とぶつかる勝負どころに備えていく。

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