安城市の桜町小で新聞販売店の仕事学ぶ授業

2020年9月17日 05時00分 (9月18日 19時22分更新)

授業で新聞を開く児童たち

 新聞販売店の仕事について学ぶ授業が十六日、愛知県安城市桜町小学校であった。五年生百十二人が講師の中日新聞販売店主二人から、新聞ができるまでや配達の苦労などを聞いた。
 五年生は社会科の授業で、情報収集の手段として、新聞のあり方を勉強しており、これまでにさまざまな新聞を読み比べてきた。学年主任の加藤智啓教諭は「今はインターネット全盛時代。メディアの一つである新聞がどのような役割を果たしているのかを知り、情報産業全体について考える授業」と説明する。
 この日は、ともに安城市内の販売店主の瀬古隆太郎さん(48)と水越浩之さん(38)が講師を務めた。瀬古さんらは「どんな天候の日でも、同じ時間に配達するのが仕事」「朝、気持ち良く新聞を開いてもらうためには、破れたりぬれたりしていない、きれいな状態で届けるようにしている」などと説明。「台風で停電した夜には、暗闇の店内で仕分け作業を進めることになり大変だった」「強風の日の配達は、いろんな物が飛んでくるので危ない思いもする」と苦労を明かした。

チラシの折り込み作業の実演を見る児童たち=いずれも愛知県安城市の桜町小で

 児童からは「配達しにくいポストはありますか」「冬の日の配達は寒くない?」「やりがいは何ですか」と次々に質問が飛びだした。上田将力(まさちか)君(11)は「中日ドラゴンズや野球の記事を読む。今日は新聞店の努力がよく分かった」。長坂紀佳さん(11)は「授業でいろんな新聞を読んで疑問が次々に出てきた。これからも勉強を続けます」と話した。
 二十五日は授業で中日新聞NIE事務局の筒井厚至事務局長が、新聞づくりの苦労ややりがいを語る。(四方さつき)
(9月17日付 中日新聞朝刊西三河総合版より)

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