高齢者施設のPCR自主検査に補助 名古屋市が方針、全国初

2020年9月18日 13時44分 (9月18日 13時45分更新) 会員限定
 新型コロナウイルスの感染者が出ている特別養護老人ホームなどの高齢者施設で、利用者や職員が自己負担でPCR検査を受けた場合、名古屋市は一定額を補助する方向で検討に入った。全国でも例のない取り組みという。18日午後の市議会本会議で、奥村文悟議員(民主)の質問に市側が答弁した。
 7月以降の新型コロナ第2波では繁華街を中心に若者の感染が増える一方、高齢者の感染も拡大。名古屋市など愛知県内では、高齢者の施設や高齢患者が多い病院などでクラスター(感染者集団)が相次いだ。
 感染者が続出した施設で濃厚接触者と認定されると、行政によるPCR検査が無料で受けられる。しかし、感染者と別の階にいたなどとして接触度合いが低いと判断され、検査を無料で受けられない人も少なくない。
 関係者によると、市内のこうした施設では、無料検査の対象外とされた職員や利用者が感染を懸念し、自己負担で検査を受ける例が相次ぎ、支援を求める声が出ていた。高齢者は感染した場合の重症化リスクが高いこともあり、市は対応を検討していた。
 自己負担で検査を受ける場合、1回当たり3万円前後の場合もあるとされる。補助額は1件当たり1万円前後を見込んで...

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